【ちばコラム第1弾】コミュニティ〜アカペラサークル〜
今週のテーマは「コミュニティ」
大学生活を通して今の自分をつくったコミュニティについてあれこれ考えてみる。
アカペラサークルChoco Crunch
大学生活で唯一、4年間続けた活動である。
歌が好きだったことと高校野球の先輩に憧れて1年の4月に入会し、ちょうど1ヶ月前に卒業をした。
振り返ると、「葛藤」をたくさんしてきたので、葛藤から気づいたことを2つだけ書いてみる。
①「サークル」という肩書き
「サークル」という言葉は極めて厄介である。
大学から突然、サークルという言葉が出現した。サークルってなんなんだ!
一般的に、「サークル」は「部活」と比較されることが多い。
こんな感じだろうか。
・部活よりもゆるく。。
・部活よりもテキトーに。。
こんな想いが漠然と「サークル」という輪郭を作ってしまっていた。
だから、"ここぞ!"というときに、
「所詮サークルだから...。(努力なんてバカバカしい。ラクな方を選ぶべきだ。)」
という謎の逃げ道を作ってきた。
「サークル」という言葉にやる気を吸い取られ、結局最後までサークルライブ出演は叶わなかった。
好きなことを真っ直ぐな気持ちで楽しみ、純粋に上手くなりたいと意気込んでいた同期との差は手の届かないほど離れてしまった。
「サークル」という肩書きに振り回された、ブレッブレの象徴である。
②自分で作った土俵
大学4年12月。最後のオーディションが終わると同時に、アカペラでは結果を残せないことが決まった。
しかし、卒業は笑って終わると決めていたので、自分でハッピーエンドの脚本を書く必要があった。
負け続けたぼくを、何としてでも勝利へ導くことが卒業までのミッションだった。
考えたというよりも、ひたすら行動しただけだが、勝利への方程式はシンプルだ。
「今までにない、オリジナルな土俵を作ること」
作ってしまえば、敵がいない。
最初に始めれば、「勝ち」しかみえない。
そして卒業までの1ヶ月間、おそらくサークル史上初であろう3つのことをした。
ちばチャン唐揚げ
ライブ準備期間中、お弁当PJとして唐揚げ弁当約30個を深夜12時から6時間かけて作った。
ちばんどオーシャンゼリゼ
アカペラサークルで、バンドを解禁。
ギターは初心者で12月から2ヶ月かけて練習。
14男フラッグ
友人の一声でプロジェクトスタート。
クラウドファンディングで約30人の方からご支援をいただいた。ありがとうございました!
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自分の欲を出し、たくさんの人に協力をしていただいて、ハッピーエンドでサークルを締めくくった。
決して順風満帆ではなかったが、4年間のサークルでは様々な感情を抱いた。
コミュニティの中で生きるには、おそらく葛藤がつきもの。
何とかして勝ちにねじこんだという経験をしたサークルは、今の自分の「行動力」に繋がるコミュニティだ。