「誰だってできるよ。」というパワーワード
昨日の深夜、シェアハウスによく遊びに来るちかいさんがパン生地をこねこね。
何してるの?って聞くと
「ナンをつくってるよ。」って、
なんで作ってるの?って聞くと、
「神楽坂で食べたナンが高すぎるわりに量が少なかったから。」って、
作れるのすごいね!って言うと、
「誰でも作れるよ。」って。
いや、作れないって!って言うと、
「パンをこねて、オリーブオイルをつけて、チーズを入れて、オーブンで、その後、、、、、。」
さっき、昨日作ったナンを食べてこんな会話を思い出しました。
「誰でもできるよ!」ってたしかにそうかもしれないけど、
僕にとっては、作れるかどうかが問題じゃないんです。
ナンをつくってる姿をみて、
純粋にすごいな~って思うんです。
できるできないの問題ではない。
神楽坂で食べたナンが高くて少ないから、自分でつくっちゃおうって思う
考え方と、実行力がすごいん。
ぼくはきっとやろうとしません。
高くて不満だな~って思うことがあるけど、
たぶん、作らない。
大吉も言ってたなあ。
天才的な動画作ってすごい!って言ったら、
「誰でもできるよ。」って。
いや、いやいやいや。
誰もができるけど、やらないことってこの世界にたくさんあると思うんです。
ヒッチハイクなんて、何の努力もしないでできちゃいます。
スケッチブックに行先書いて、笑って立ってれば誰か心優しい人が拾ってくれます。
すごく簡単なことに興味を持ってくれるけど、やらない人がいる。
何が言いたいかっていうと、
やると決める意思決定と
実際にやっちゃう実行力が
「自分らしさ」になるのかなあと思うんです。
人それぞれ、自分らしさって違う。
やることもやらないことも全部自分なんです。
他人と比較してやってないことばかりに目を向けて、
自分のやってきたことに目を背けると、自分らしさが分からなくなってしまいます。
自分らしさってなんだろうとか、
自分ってなんだろうとか、
自分に対する問いが思い浮かんだ時、
なるべく他人と比較しない方がいいんじゃないかな。
ブレッブレになってしまうよ。
別にブレッブレでもいいけど、また、同じ問いを繰り返すだけになっちゃう。
「誰でもできるよ。」
って言葉って、簡単なように思えて、意外と難しいのかもしれないな~
誰でもできることやっちゃうのがすごいから。
自分のやってきたこととか、
やっていることって自分じゃ気づかないけど、
意外とすごいことかもしれないね~~~~~~~~